冬の札幌を彩る第70回さっぽろ雪まつり(主催・札幌市、一般社団法人札幌観光協会など、主管・実行委員会)のメイン会場となる大通会場とすすきの会場が4日(月)、開幕する。大通公園1丁目から12丁目まで雪や氷の雪像が大小113基並び、夜間は雪像へのプロジェクションマッピングも3ヵ所で行われる。すすきの会場には、恒例の「魚氷」をはじめ60基が並ぶ。会期は先行開幕しているつどーむ会場(東区)も含め11日(月)まで。(写真は、大通5丁目会場のサラブレッド雪像)

 大通会場の1丁目は、東西20m、南北17・5mの屋外スケートリンクが登場、貸し靴も用意され60分、1000円で体験することができる。2丁目は、世界初のスマホアプリで楽しむ雪ミクAR(拡張現実)雪像、5丁目には札幌時計台や羊ヶ丘展望台のクラーク像、赤れんが庁舎を背景に2頭のサラブレッドが駆け抜ける雪像と台湾の玉山と高雄駅、7丁目にはフィンランドのヘルシンキ大聖堂、8丁目にはJR貨物のディーゼル機関車DF200、10丁目には映画スターウォーズのキャラクターなど大氷雪像6基が作られた。

(市民の広場にはチコちゃんも=写真)
(北海道に縁のある大坂なおみ選手も登場した=写真)

 9丁目と12丁目には市民雪像が作られ、NHK人気番組のキャラクター、チコちゃんや平昌オリンピックで注目を集めたLS北見のカーリングをモチーフにした雪像などが多かった。また、全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手の雪像も登場した。
 その他、ピカチュウやちびまる子ちゃん、トトロなどおなじみのキャラクター雪像も多く作られている。大通会場は午後10時まで、すすきの会場は同11時までそれぞれライトアップされる。氷雪像は、3会場合わせて194基に及んでいる。


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