JR東日本(本社・東京都渋谷区)子会社の日本ホテル(同・同都豊島区)が2月1日に開業する「JR東日本ホテルメッツ札幌」(札幌市北区北7西2)の内覧会が24日に行われた。「JR東日本ホテルメッツ」は、首都圏を中心に展開しているが、札幌は初のエリア外出店で25店舗目になる。(ロビーには、デンマーク製の家具や照明を配置し、温かみのある空間を演出=写真)
(写真は、JR東日本ホテルメッツ初となるタッチパネル式セルフチェックイン機)
「JR東日本ホテルメッツ札幌」は、JR札幌駅北口から徒歩2分の好立地。ブランドテーマの「飾らない上質」をベースに、宿泊客に本当に必要なもの、不要なものを見直して快適さを追求、「自分の家での時間を大切にする、楽しむという北欧スタイルを感じてもらえるように温かみのある家具と照明など北欧デザインを採用した」(舛上佳美支配人)。
客室は、アースカラーを基調に大きな窓と柱のない広々としたモダン空間となっており、2階客室は天井高が4mもある。心地良い眠りにこだわった寝具を備えたほか、メッツブランドのホテルとしては初のバス・トイレセパレート(洗い場付き)タイプを全室に導入、宿泊客によるタッチパネル式セルフチェックインシステムも初導入するなど新たな試みをしている。
(写真は、スーペリアロフトタイプの客室)
(写真は、プレミアムツインの客室)
(写真は、プレミアムデラックスツインの客室。壁にかかっているのはスピーカー)
客室は2~12階で、スーペリア133室(面積17㎡)、スーペリアツイン60室(同21㎡)、プレミアムツイン9室(同26㎡)、スーペリアロフト2室(同17㎡)、ユニバーサル対応のプレミアムツイン1室(同26㎡)、プレミアムデラックスツイン1室(同34㎡)の全206室。客室料金は、スーペリア2万6000円(税込み)から。
(バス・トイレセパレートタイプにして家庭と同様にゆったり寛げるようにした=写真)
1階のレストランは、ノースグラフィック(札幌市中央区)が「Source(ソース)72」を展開。朝食は約50種類の和洋ビュッフェで、おすすめは「海鮮ひつまぶし」。ノースグラフィックが小樽に構える海鮮丼専門店の看板商品で、米は富良野産ななつぼしを使用している。
(朝食は約50種類の和洋ビュッフェ=写真)
また、ザンギや海鮮焼きそば、黒カレーなど北海道のご当地グルメ6種類が用意され、連泊者も飽きないようローテーションで提供する。朝食料金は1800円(税込)。ランチ、ディナーは、カジュアルなイタリアンレストランとして営業する。
舛上支配人は、「開業日は雪まつり直前。私自身も札幌に来て3ヵ月目ですが、素晴らしいホテルを作って行きたい」と話している。なお、2月1日から4月30日までインターネット限定販売で朝食無料の「開業記念プラン」も用意する。
※2019年1月28日記事一部修正しました。日本メッツ→日本ホテル 関係者の方々にお詫びして訂正いたします。