札幌すすきの地区でホテルのオープンラッシュが始まる。1月30日には「ホテルリブマックス札幌すすきの」が開業、5月には「ベッセルホテルカンパーナすすきの」(仮称)もオープンする。そのほかにも今年開業するホテルが少なくとも5棟あり、2019年は『すすきのホテル元年』とも言えそうな様相だ。(写真は、1月30日にオープンする「ホテルリブマックス札幌すすきの」)

 1月30日にオープンするのは、リブ・マックス(本社・横浜市鶴見区)が運営する「ホテルリブマックス札幌すすきの」(南7条西6丁目4ー1)。地上9階建て、シングル109室、ツイン69室。全室に1919年英国創業のベッドメーカー、スランバーランドのベッドを完備している。1月11日から宿泊予約を開始した。

 リブ・マックスは現在、北海道で「ホテルリブマックス札幌」(南9条西3丁目)、「同札幌駅前」(南6条西7丁目)、「同千歳」(千歳市)の3棟を運営しており、今度が4棟目になる。

(写真は、「ベッセルホテルカンパーナすすきの」)
 5月にオープンするのは、ベッセルホテル開発(本社・福山市)の「ベッセルホテルカンパーナすすきの」(仮称、南5条西6丁目16ー1)。JA三井リース建物(本社・東京都中央区)とサンケイビル(同・同都千代田区)が共同で建設、ベッセルホテル開発が賃借する。地上13階建て、客室数は296室。

 デザインコンセプトは、和紙や障子、木調など「和」をイメージするテイストを多く取り入れた和モダン。ツインやトリプル、フォースの各ルームなど複数人で寛げる客室を多く用意する。
 
 そのほかにも、「JALシティ札幌中島公園」(南8条西3丁目)、「レッドプラネットホテル札幌すすきの中央」(南6条西5丁目)などがオープンを控えており、すすきのの街並みが変わることになりそうだ。
※2019年1月17日記事修正しました。

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