JR北海道ホテルズ(本社・札幌市中央区)は、19日(水)に「JRイン千歳」を開業する。JR千歳駅東口すぐの立地で駅東側の賑わい創出にも期待できそう。JRインは、宿泊特化型のホテルで5ヵ所目になる。(写真は、JRイン千歳)
建物は、不動産デベロッパーのアルファコート(本社・札幌市中央区)が所有、JR北海道ホテルが一棟借りをして運営する。館内は支笏湖をイメージした青を散りばめたデザインで、JRイン各ホテルで導入しているシモンズ社のポケットコイルマットレスのベッドを全室に設置、ロビー1階の枕コーナーで10種類から好みの枕を選べる。大浴場や宿泊者専用ラウンジも設けている。
ホテル1階には、プレナス(福岡本社・福岡市博多区、東京本社・東京都中央区)が展開する「やよい軒千歳駅前店」が5日に先行してオープンしている。
建物は、地下1階、地上9階建てで客室数は185室(シングル15㎡121室、ツイン19㎡56室、ラージツイン31㎡7室、ユニバーサル31㎡1室)。宿泊料金は税抜き6000円台後半から。
JR千歳駅の西口には、駅大通が伸びて商業集積が進んでいるが、駅東口は空き地が目立ち店舗が少ない。JRイン千歳の開業によって商業集積の期待がかかる。 なお、JR北海道ホテルズは、2020年春に「JRイン函館」、同年7月には札幌市内3棟目となる「JRイン札幌北2条」をオープンさせる計画。