札幌・定山渓で高級旅館「佳松御苑吉兆」建設進む

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 ホテル経営のハマノホテルズ(本社・札幌市南区)が札幌市南区定山渓857で建設を進めている「定山渓佳松御苑吉兆」(仮称)の建物輪郭が見え始めてきた。投資額14億5000万円の高級旅館。来年6月には定山渓の奥座敷、湧別川沿いに堂々登場する。IMG_6836(写真は、建設が進んでいる「定山渓佳松御苑吉兆」)

 ハマノホテルズは「定山渓佳松御苑吉兆」を2010年に取得、10室の高級和風旅館として運営してきたが施設が老朽化していたことや雪害等により14年3月末で閉鎖。札幌市長から同旅館周辺敷地約3000坪の開発許可を受けて昨年4月から閉鎖していた同旅館を解体、今年4月から建て替え工事に着手している。

 建築面積は約411坪で鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積は約878坪。設計は、Leaf一級建築士事務所(札幌市豊平区)、施工は盛永組(本社・旭川市)。客室数は23室が予定されており各室に展望露天風呂を設置、宿泊料金は2万5000~3万円となる見込み。

 現在の建設状況は、写真のように土台工事が終わり建物の輪郭が見え始めた段階。工事は来年5月末に終了、オープンは6月になりそうだ。ハマノホテルズは、定山渓グランドホテル瑞苑や旭岳温泉ホテルベアモンテなどを運営している。

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