一般社団法人北海道ファシリティマネジメント協会(略称HFMA、会長・星野尚夫札幌振興公社社長)は28日、「HFMA札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致支援委員会」の勉強会と「交流ビール会」を札幌市中央区の札幌丸井今井大通間10階で開催した。IMG_6729(写真は、ビール会に参加した吉川衆議=中央を囲む星野HFMA会長=右と吉岡札幌市副市長)

 HFMA内に札幌冬季オリパラ招致支援委員会が設置されてから5回目の勉強会で、同委員会メンバーら約30人が参加。最初に札幌市スポーツ局の石川敏也局長が『冬季オリパラの開催概要計画案』について説明し、HFMA顧問の沖塩荘一郎・東京理科大名誉教授が『ファシリティマネジメント(FM)の立場から札幌の冬季五輪立候補を考える』と題して講演した。
 
 その後、恒例のHFMA交流ビール会に移り、約60人が出席。冒頭、星野尚夫会長が、「8月からブラジルリオでオリパラが始まり、来年は札幌で冬季アジア大会が開催されるなど機運が盛り上がってくる中でぜひとも札幌に冬季オリパラを招致したい」と挨拶。
 
 来賓として参加した吉川貴盛衆議は、「北海道と札幌市がスクラムを組んで北海道・札幌冬季オリパラの招致活動をすることになっているが、北海道の超党派衆参両議員が応援する議員の会を結成、私も共同代表の1人になった。北海道選出の国会議員だけでなく秋に臨時国会が召集された折りには全国の衆参両議員に働きかけ、議員連盟を発足させて冬季オリパラの招致活動を進めたい」と述べた。
 さらに、吉川氏は札幌のマチが大きく変わっていくうえでFMが街づくりに役立つと指摘、「冬季オリパラの施設整備でもFMの考え方を取り入れていく動きを支援したい」と述べた。

 また、吉岡亨副市長は、「秋元市長は、人口減少、少子高齢化が進む中で市民が元気で輝き続けるマチ、世界中から多くの人を惹きつけるも魅力的なマチづくりを掲げている。冬季オリパラでその動きを加速して新しいマチづくりを考えていきたい。FMの考え方は大変重要になってくるのでその考え方で進めていきたい」と話した。


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