一般社団法人北海道ファシリティマネジメメント協会(略称・HFMA)は18日、札幌市中央区のドコモ北海道ビル1階ホールで通常総会を開催した。一般社団法人に移行して3回目の総会で通算19回目。(写真は、18日に開催された通常総会で挨拶する星野尚夫会長)
総会には162会員のうち約60人が参加、委任状を含め130会員以上が出席した。冒頭、星野尚夫会長(札幌振興公社社長)が挨拶、「人口減少社会が進む中、札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致も進められている。施設をはじめ札幌の新しいマチづくりにはFM(ファシリティマネジメント)手法が欠かせない。FMの普及啓発に邁進していく」と強調した。
また、星野会長はFM手法の裾野を広げるため早いうちに有資格者(ファシリティマネジャー)を現在の約270人(北海道内)から数年間で500人に倍増させたい考えも示した。
その後、2014年度の事業報告と決算報告、15年度の事業計画、収支予算案など6つの議案が提案され、満場一致で承認された。決算、予算以外に了承されたのは①ファシリティマネジャーのフォーラム、セミナー等交流事業参加に補助②札幌オリンピック検討委員会の名称を札幌冬季五輪FM検討委員会に変更③地方自治体の地方公共施設等総合管理計画の策定支援にアドバイザーを派遣する――の3件。
HFMAでは、今後2年間で新規会員40社の加入を実現し会員数を200社・団体に引き上げる計画。