ニトリホールディングス(HD、本部・東京都北区、本社・札幌市北区)の100%出資子会社、ニトリパブリック(同・同)は15日、12日開催の取締役会で札幌市の荒井功経済局長を4月1日付で同社の専務取締役北海道代表に招聘すると発表した。荒井氏は3月末に市役所を定年退官する。(写真は、荒井功氏)
ニトリパブリックは、3月開催予定の定時株主総会の決議を経て正式決定する。同社は、資本金1億5000万円(ニトリHD全額出資)で2005年3月に破綻したパブリックセンターを引き継ぐ形で設立された。広告代理店業と旅行業を主な事業にしている。
荒井氏は、1956年1月7日生まれの60歳、長沼町出身。札幌南高、中央大法学部法律学科卒、80年札幌市役所入庁。2007年広報部長、09年観光文化局観光コンベンション部長、11年厚別区長、13年経済局長に就任。
なお、ニトリパブリック現北海道代表の中山裕氏は3月末に退任する。