【動画】大丸札幌店に菓子ブランド「札幌農学校」の専門店、札幌市内販促強化

経済総合

 北海道コンフェクトグループの「札幌農学校」ブランドを展開する北海道コンフェクト(本社・札幌市中央区)は、2025年11月1日、大丸札幌店(同市同区北5条西4丁目7)地下1階に「札幌農学校大丸札幌店」を出店した。「札幌農学校」の専門店は、2024年に新千歳空港内に出店した「新千歳空港ファクトリー店」(国内線ターミナルビル2階)次ぐもので、札幌市内初の専門店。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、2025年11月5日にオープンした「札幌農学校大丸札幌店」)
(写真は、限定商品の「ハリエット」と「酪農ベイクドチーズ」)

 菓子ブランド「札幌農学校」は、今年で誕生20周年を迎え、代表商品の「北海道ミルククッキー」は累計3億5000万枚を突破、北海道土産の定番商品になっている。他の商品なども展開しており、工房併設型の「新千歳空港ファクトリー店」の「酪農チーズケーキ」は、大行列の新定番になっている。今回の「大丸札幌店」は、札幌市内での「札幌農学校」ブランドをさらに浸透させて、土産菓子から日常買いを含めた幅広い購買動機付けを狙う。

 出店場所は、地下1階西地下通路口に近いスペースで「ルピシア」と「ルタオ」に囲まれた一角。店舗面積は38・7㎡、ブランドカラーの黄色をベースに内装が施されており、店員の制服も明治期を想起させるオリジナル。同店限定商品として、市内工場直送の作りたて生シフォンケーキ「ハリエット」(冷蔵品、3個入り、税込み972円)、新千歳空港定番「酪農チーズケーキ」を常温保存できるようにして、賞味期限を2週間にした「酪農ベイクドチーズケーキ」(3個入り、税込み1188円、6個入り、税込み2376円)を用意する。また、「札幌農学校」の初の試みとして、店頭商品を選んで詰め合わせするサービスも展開する。

 北海道コンフェクトの井上泰一専務は、「『札幌農学校』ブランドは、道外客が6~7割を占めている。『大丸札幌店』の出店で、札幌市内など道内客を増やすとともにインバウンド需要も期待している。今後は、東京や海外でブランド展開を図りたい」と話していた。なお、大丸札幌店地下1階には、北海道コンフェクトグループの「きのとや」も、2003年の大丸札幌店オープン時から出店している。

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