JR札幌駅に直結する、北海道最高層・最大戸数のタワーマンション「ONE札幌ステーションタワー」(札幌市北区北8条西1丁目3番)のモデルルームが初公開された。地上40階と45階の2タイプで、価格は9800万円と2億7000万円。広さ、安らぎ、眺望、どれをとっても最上級を想起させる設えになっている。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、「ONE札幌ステーションタワー」45階のモデルルーム)
「ONE札幌ステーションタワー」は、北8西1地区第一種市街地再開発事業の一環として建設されているタワマン。再開発構想が浮上して34年、ようやく具体化した再開発事業で、札幌都心に残された最大・最強のロケーションに立地。地下2階、地上48階建て、1~3階は商業施設と劇場が入り4階から上がマンション。総戸数は624戸、高さは175mと北海道最大戸数、最高層のタワマン。災害時には72時間の自家発電装置を設置、2つの変電所から受電できるシステムも構築する。
ネーミングの由来は、北海道最高層であることや地下鉄駅まで1分の立地であること、デベロッパーの大和ハウス工業(本社・大阪市北区)、住友不動産(同・東京都新宿区)、東急不動産(同・同都渋谷区)、NIPPO(同・同都中央区)の4社が「ONE TEAM」として遂行する共同事業であることを意味している。
モデルルームのあるマンションギャラリーは、建設中のマンションが見える北9条西2丁目13-1に設けられた。1階には札幌市街地が俯瞰できるジオラマ室や全体模型室、個別ブースの接客室があり、2階にモデルルーム2タイプが用意されている。
地上40階、約82㎡タイプの玄関の扉を開け、約18畳のリビング・ダイニングに入ると、CG画像ながら圧巻の夜景が目に飛び込んでくる。ウォークインクローゼットの先にある寝室、洗練された書棚やデスク、どれをとっても心地良さが沁み込んでくる。価格帯は約9800万円。45階の角、約120㎡タイプは約37畳のリビング・ダイニング・キッチンにアーチ型の窓が広々と設置されている。一面に広がる景色を独り占めできるタワマンならではの贅を体感できる。キッチンだけでも2000万円、総額は2億7000万円。
既に第1期分譲として30階から48階までの244戸の成約・申し込みを終えた。2月23日からは第2期分譲として100数十戸の販売を予定している。「札幌のみならず、全国的にみてもこれだけ立地環境が優れたマンションは珍しい。もう2度と出てこない物件だと思います」と、大和ハウス工業北海道支社北海道マンション事業部統括販売事務所長の黒瀬悟さん。第1期分譲の倍率は最高で11倍だったが、それを上回りそうな状況という。実際に住む実需が多いのもこのタワマンの特徴だ。竣工は2023年12月、入居開始は2024年3月から。
(写真は、40階のモデルルーム)