NHKの番組「ドキュメント72時間」でも紹介された人気の24時間手作りサンドイッチ工房「サンドリア」が、きょう10月1日に「屯田店」(札幌市北区屯田6条4丁目)をオープンさせる。「サンドリア」を展開しているサンドリア札幌(本社・札幌市中央区)は、1978年の創業以来、「本店」(同市中央区南8条西9丁目758-14)だけで営業を続けてきたが、43年目にして初の2号店を出す。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、自身が作ったサンドイッチを手にするサンドリア札幌の津田哲平社長)
(写真は、「サンドリア屯田店」)
出店場所は、東15丁目・屯田通と新琴似通の交差点南西角で、ウエスタン(帯広市)が営業していた「焼肉バイキング ウエスタン札幌屯田店」跡への居抜き出店。隣接地には24時間営業の「すき家札幌屯田店」がある。店舗は、2階建て、延べ床面積は約200坪。1階が店舗と工場、2階は事務室や休憩室。従業員はパートを含めて25人。
この場所を選んだのは、「本店」が東屯田通りにあることから、「屯田」にこだわったことと、東区・北区方面で「サンドリア」のサンドイッチを提供したいという思いから。43年ぶりの2号店ということで、従業員の士気も高まり店づくりや新商品づくりにも一丸となって取り組んだ。店舗の外観は、子どもたちの関心を惹くように同社のマスコットである「サンドくん」、「イッチくん」、「ドリアちゃん」を外壁に描き、内装は女性客を意識したおしゃれな空間とした。
製造・販売するサンドイッチや惣菜パンは約30種類。「本店」で定番人気の商品のほか、「チョコバナナ」や「ナポリタンドッグ」、「スパイシータコスドッグ」など限定品を10種類用意する。食パンやコッペパンは、従来通り、日糧製パン(本社・札幌市豊平区)の特注品を利用するとともに、新たに「ヴェールクレール」(北区新琴似1条2丁目)の特注コッペパンも利用する。価格は1個190円から300円。全品合わせて1日当たり約2500個を製造する。
オープンから3日間は、1個20円引きで販売するほか、1000円以上の買い上げで1グループ、1家族単位で先着2000人にオリジナルトートバックをプレゼントする。オープン3日間は、9時~21時の営業、10月4日からは、7時~21時の営業になる。
創業者の親戚で7年ほど前から経営を承継した津田哲平社長(38)は、「創業者の思いを引き継いだ念願の2号店なので、地域の皆さまに喜んでもらえるように努力したい。お客さまと従業員を大切にするアットホームなお店づくりを目指していきます」と話している。