ワンダーストレージホールディングス・佐藤肇祐代表取締役兼グループCEO(46)が死去

経済総合

 高齢者住宅・訪問看護・訪問介護・デイサービス・クリニック・就労支援・配食サービスなどを展開しているワンダーストレージホールディングス(HD、本社・札幌市豊平区)の佐藤肇祐代表取締役兼CEO(46)が、2026年7月22日、くも膜下出血のため死去した。同社は、後任代表取締役を選定するまで、常務取締役・グループCOOの菊池英彦氏が、代表取締役職務執行者として業務執行にあたる。(写真は、起業から15年の足跡を綴った初の著書『不器用な経営』の出版講演会で話す佐藤肇祐氏)

 葬儀は近親者のみで行った。後日、お別れの会(社葬)を行うが、現時点で詳細は未定。死去した佐藤氏は、札幌市生まれで小樽商科大学卒業後に半導体商社に入社、順調に出世して年収1500万円を得るまでになったが、親の介護などもあって30歳で帰札。中途入社した札幌の2社では、頑張りすぎて社長に疎まれ、クビになったという逸話もある。クビを夫人に伝えられず、クレジット会社で20万円を借金して合同会社を設立、名刺印刷業を始め、朝7時から夜中の12時まで働き、100万円を貯めて福祉の仕事を始めたのが、2011年7月11日。それが、ワンダーストレージホールディングスのルーツ。それから紆余曲折を経て、15年で年商40億円、63拠点を有する道内有数の介護福祉企業になった。

 低所得の高齢者や障害者、重度の障害を持つ子どもたちが、安心して暮らせるシステムをつくることで事業を成長させていくビジネスモデルが評価され、2024年には船井総研ホールディングス(同・大阪市中央区)主催、船井総合研究所(同・同)運営の「サステナグロースカンパニーアワード2024」の「社会貢献インパクト賞」を受賞している

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER