帯広地盤の食品スーパー「いちまる」全14店舗に2014年1月中にイオンPB「トップバリュ」200品目導入

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DSC_5621 マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は資本参加した帯広の食品スーパー、いちまるの全店舗に2014年1月中までにイオンのプライベートブランド「トップバリュ」約200品目を投入する。現在は、ルーキー店(音更町)など3店舗で200品目程度のトップバリュ商品を投入しており、低価格なグロッサリー商品として売れ行きが伸びている。いちまる全店舗に広げることでイオングループの価格競争力を来店客増に結び付ける。(写真は、いちまるルーキー店)
 
 マックスバリュ北海道は、12月にいちまるの第三者割り当て増資を引き受け40・5%の筆頭株主になった。資本・業務提携で基本合意した10月以降、イオンPBが店頭に特売品コーナーなどに揃えられ、現在はルーキー店など3店舗で棚割りに組み込まれ、NB(ナショナルブランド)商品と並列に販売されている。
 
 取り扱われているのは、マヨネーズやお茶などグロッサリー商品を中心に約200品目。
 
 マックスバリュ北海道といちまるは、イオンPB商品が好調なことから、14年1月中に他の店舗を含めた全14店舗にイオンPBをルーキー店同様、200品目を販売できるようにする。
 
 イオングループは、これまで帯広ではイオン北海道のGMS(総合スーパー)1店舗しかなく“イオン色”が薄かったエリア。帯広、十勝に強い地盤を持つ食品スーパーのいちまるがイオングループに入ったことで、PBなどイオン商品が店頭に品揃えされ、買い物客の利便性が高まりそうだ。

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