自動車クラッチ部品などを製造・販売しているダイナックス(本社・千歳市)が、新事業として事業化を進めてきた「ダイナックス アーロム ワイナリー」(勇払郡安平町追分)が、きょう2026年3月1日14時にオープンする。隣接する道の駅「あびらD51ステーション」と追分八幡神社とともに、新たな賑わいスポットが誕生する。
(写真は「ダイナックス アーロム ワイナリー」)
ダイナックスが、ワイナリー事業に参入するのは、自動車産業の大変革に備えた事業多角化の一環。ワイナリー以外に、キャンプ事業にも乗り出している。ワイナリーの名称に「アーロム」と冠したのは、アーロムがハンガリーで「夢」を示す単語だから。実は、そこにも小さな物語がある。同社の海外拠点、ハンガリー工場に勤務していたエンジニアが、現地のブドウ畑の絶景に感動、同社が公募した「夢創造プロジェクト」にワイナリー事業を提案、採用されたという経緯があるから。
同社は、3年ほど前から安平町内でブドウ畑を整備して栽培を開始、2024年には、その畑で採れたブドウでワインの試作も行っている。ワイナリーの建設工事は、2024年7月から開始した。敷地面積約1018坪(3360㎡)の社有地に、2階建て、延べ床面積約236坪(780㎡)のワイナリーを建設した。設計、監理は一級建築士事務所丹波組(千歳市)、施工も丹波組(同)で竣工は2025年9月。同年秋から醸造を開始している。
そうした準備期間を経て、オープンするもので、1階がショップ、地下が醸造室になっている。ショップでは、自社製造のワイン3種類を販売するほか飲食コーナーも設ける。ダイナックスは、安平町と地方創生に関する包括連携協定を2022年5月に締結しており、今回のワイナリーを通じて町にワイン文化を根付かせる取り組みも行っていく。



































