「サッポロビール創業150周年祝賀会」、同い年の北大と未来創造プロジェクト始動

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 サッポロビール北海道本部(札幌市中央区)の主催で、2026年1月26日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で「サッポロビール創業150周年祝賀会」が開催された。取引先関係者など約150人が出席した。(写真は、サッポロビール創業150周年祝賀会で来賓挨拶をする北大・寶金総長)
(写真は、サッポロビール・佐藤康専務執行役員の発声で乾杯をする出席者)

 サッポロビールは、1876年(明治9年)に開拓使麦酒醸造所としてスタートしたのがルーツで、2026年が150周年に当たる。同じ年に札幌農学校としてスタートした北海道大学も150年を迎えるため、両者は、ウェルビーイングな未来の創造を目指すプロジェクトを始動することにしている。そんな関係もあって、祝賀会の冒頭、来賓として招かれた北大の寶金清博総長が登壇。

 寶金総長は、「両者が共に150年を迎えられることを、光栄に思う。サッポロビールさんが記念事業として、北大第2代総長の南鷹次郎先生が育種して、現在も残っている日本初のビール大麦『北大1号』を使って、クラシックをベースにした記念ビールを作っていただけることに大変期待している。また、学生との繋がりをもって、北海道のウェルビーイングな未来創造に向けた取り組みも楽しみにしている。北大は、教育研究を通じて、持続的なウェルビーイングな社会をつくることを目指しているが、サッポロビールさんにはぜひウェルビールな社会づくりを目指してほしい」と挨拶し、会場の笑いを誘った。

 続いて、サッポロビールの佐藤康専務執行役員国内営業統括営業本部長が登壇、「2025年はクラシック、黒ラベル、エビス、赤星、RTDといった当社が注力する重点商品の販売計画をすべて達成できた。北海道が盛り上がらないとサッポロビール全社が盛り上がらない。北海道が元気だと、サッポロビールも元気だと私たちは信じている。150周年を節目に、ますます道民の皆さまに愛されるビール会社を目指したい」と述べ、出席者全員で乾杯をした。

(写真は、方針説明会後のフォトセッション。左からサッポロビール・時松社長、サッポロビール・牧野上席執行役員北海道本部長)

 祝賀会に先立って行われた方針説明会で、サッポロビールの時松浩社長は、「不動産事業に外部資本を導入して、食と飲にフォーカスしていくため、2026年7月に事業持ち株会社に移行する。サッポロビール、ポッカサッポロ、サッポロライオンがワンサッポロとして3つの事業で展開し、不動産から得られるキャッシュを酒類、飲料、食品にしっかり投資をして成長していく。これまでは、大胆に舵を切ることが憚られることもあったが、不動産事業に外部資本を入れたことで大胆な改革をしていける」と話した。

 また、道内にある「サッポロファクトリー」や「サッポロガーデンパーク」について、「札幌が、サッポロブランドの創業の地であることは変わらない。サッポロ不動産開発と手を携えて、札幌をますます発展させていく」と述べ、2施設については、今後も主体的に関与することを示した。

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