サッポロドラッグストアー（本社・札幌市東区）は、北海道の“ゆかりのもの”を全国・世界へ発信する新たなオンラインストア「サツドラ公式オンラインストア」をオープンした。このサイトでは、同社が展開していた北海道の暮らしを彩るブランド「北海道くらし百貨店」を引き継ぎ、サツドラ店舗で取り扱う商品に加えて、北海道各地の生産者・企業が手がける地元発の逸品を販売する。
（写真は、営業していた頃の「北海道くらし百貨店アリオ札幌店」）
「北海道くらし百貨店」は、2017年からサッポロドラッグストアーが展開してきたセレクトショップ。北海道の豊かな自然とこだわりのものづくりを伝えるブランドとして、道内外で6店舗を展開したが、コロナ禍もあって、ブランドとしてはクローズしていた。今回のオンラインストアでは、そのブランド精神を受け継ぎ、「北海道の暮らしを、どこにいても感じられる場所」として新たにスタートする。具体的には、北海道の大地で育った飲食品、地元の企業が作るこだわりの逸品、職人の技が光るクラフトや雑貨など、“北海道でしか買えなかった特別なもの”を全国・海外へ届ける。
「サツドラ公式オンラインストア」では、「北海道くらし百貨店」で扱う商品、サツドラ店舗で販売している商品に加えて、地域事業者やメーカーと連携した限定商品も順次拡大していく。また、今後は、第三者セラー（販売事業者）が出品可能な仕組みも整備し、地域とともに育つ ECプラットフォームを目指す。この仕組みには、Mirakl（本社：東京都港区）のプラットフォームを採用している。
