札幌・月寒中央通2丁目に「アルペンアウトドアーズ・スポーツデポフラッグシップストア」2ブランド複合店

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 アルペン(本社・名古屋市中区)は、札幌豊平区月寒中央通2丁目に「アルペンアウトドアーズ・スポーツデポフラッグシップストア」の2ブラント複合店舗を出店する。オープン時期は未定だが、アルペンの決算期である2026年6月期中にオープンとなりそう。(写真は、札幌豊平区月寒中央通2丁目で建設中の「アルペンアウトドアーズ・スポーツデポフラッグシップストア」の2ブラント複合店)

 出店場所は、国道36号の札幌中心部方面車線の月寒中央通2丁目から美園3条6丁目に向かう緩やかな下り坂の地点で、「マックスバリュ月寒西店」の西側隣接地。この場所には、1995年に建設されたパチンコ店「テミス札幌」が建っていた。その後、「イーグルパーク月寒店」「R36ひまわり」になって営業は続いたが、2019年12月に閉店。2階にあったカラオケ店は営業を続けていたが、2022年8月に閉店。その後、解体工事が進み、2023年3月には、更地になっていた。

 住友商事(本社・東京都千代田区)が、敷地約1999坪(6598・10㎡)を買い取り、2024年11月から建築面積約1160坪(3829・49㎡)を使って、鉄骨造3階建ての建物を建設してきた。店舗面積の合計は約1569坪(約5178㎡)。設計、監理はT&N北海道設計事務所(札幌市東区)、施工はエスデー建設(本社・旭川市)。

 建設工事は、仮称「札幌月寒計画」とされ、スポーツ系物販店の出店が取り沙汰されてきたが、ブランド名は明らかになっていなかった。今回、正面壁面に「Alpen Outdoors SPORTS DEPO FLAGSHIP STORE」の文字が掲示され、アルペンの2ブランド複合店であることが分かった。「アウトドアーズ」は、アウトドアとライフスタイルを融合させたセレクトショップで、2025年6月期に全国21店舗、道内では「フラッグシップストア札幌発寒店」(札幌市西区)と「エッセンシャルストア旭川永山店」(旭川市)の2店舗を展開。「スポーツデポ」は、総合スポーツショップで全国155店舗、道内では10店舗だが、「フラッグシップストア」は道内初となる。

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