百合が原公園交流施設「LiLiLi」オープンへ、札幌市初のPark-PFI事業

経済総合

 札幌市内初のPark-PFI事業による公園交流施設として整備された、百合が原公園交流施設「LiLiLi」(札幌市北区百合が原公園210)が、2025年10月25日(土)にオープンする。それに先立って、同年同月21日、「LiLiLi」でオープニングセレモニーが行われた。(写真は、2025年10月25日にオープンする「LiLiLi=アイビック食品提供)
(写真は、「LiLILi」のオープニングセレモニー=アイビック食品提供)

 Park-PFI事業は、公園内に民間事業者のノウハウを活用した飲食施設などを整備して、収益の一部を公園の整備や管理費に充当、行政の財政負担を軽減するもの。百合が原公園のPark-PFI事業は、一般社団法人SAPPORO PLACEMAKING LABO、丸美珈琲、創伸建設、どんぐりホールディングス、アイビック食品、コクサク、commons funでつくる特別目的会社(SPC)、YURIGAHARA PARK FUTURE LABが設置、運営するもので、事業期間は20年。

「LiLiLi」は、延べ床面積約84坪=280㎡の平屋建てで、「LiLiLi Café」と「学びのかまくら」を併設した施設。「LiLiLi Café」では、どんぐりと共同開発したフォカッチャサンドのメニューや丸美珈琲がセレクトしたコーヒー、北広島市のジェラート専門店アルトラーチェのジェラートなどを販売する。営業時間は9時~18時、月曜定休、月曜が祝日の場合は火曜休み。「学びのかまくら」は、フリースクールや学習支援、レンタルスペースとして展開する。また、車いす用2台を含む69台分の駐車場を整備し、既存駐車場288台と合わせて357台に増やした。植栽やベンチの設置など、芝生広場も併せて整備した。

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