小樽になかった「東横イン」、都通り商店街に建設中

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 小樽市稲穂2丁目のアーケードのある小樽都通り商店街に面した一角で、「東横イン」の建設が進んでいる。道内15ヵ所目の「東横イン」で、竣工は2026年5月の予定。(写真は、小樽都通り商店街に面して建設中の「東横イン」)

 東横イン(本社・東京都大田区)が展開する「東横イン」は、道内では札幌市に4ヵ所、函館市に3ヵ所、旭川市に2ヵ所のほか、網走市、釧路市、帯広市、北見市、苫小牧市にそれぞれ1ヵ所の計14か所で展開している。観光都市として、2024年度に7年ぶりに800万人を超えて806万人となった小樽市には、「東横イン」がなかった。ビジネスホテルとして全国展開している「アパホテル」「スーパーホテル」「ルートイン」も小樽には展開しておらず、唯一「ドーミーインPREMIUN小樽」が、インバウンドの入り込みが増える以前の2009年6月から営業している。

「東横イン」は、「ドーミーイン」に次ぐ全国系ビジネスホテルとして進出するもので、立地場所は小樽駅から近く、「ドーミーインPREMIUM小樽」の中央通りを挟んだ斜め向かい。敷地面積約245坪(811・64㎡)のうち建築面積として約158坪(524・21㎡)を使い、鉄筋コンクリート造、地上14階建ての建物を建設する。客室数は244室、延べ床面積約1736坪(5730・55㎡)、高さは46・15m。

 建築主は、東横イングループのホテル聖徳(東京都渋谷区)、設計、監理は日創アーキテクト(熊本市東区)、施工はイチケン(本社・東京都港区)札幌支店(札幌市中央区)。客室244室の内訳は、シングル176室、ワイドスペースシングル26室、ダブル13室、ツイン26室、バリアフリーツイン3室。駐車場は61台分。

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