津軽海峡フェリー（本社・函館市）は、2025年8月8日（金）室蘭発2便（20時50分発）より、室蘭～青森航路（205km）に新造船「ブルーグレイス」を就航させる。青森発1便の初就航は、翌9日（土）10時40分発。所要時間は約7時間。
（写真は、新造船「ブルーグレイス」）
「ブルーグレイス」は、内海造船（本社・広島県尾道市）の本社瀬戸田工場で建造された新造船で、2025年3月27日に同工場で命名式と進水式が行われた。その後、船内設備の工事が行われ、2025年8月8日から就航する。総t数は8897t、全長約144m、定員422人、積載台数はトラック65台または乗用車230台、速力は約18・9ノット。
船室には、バス・トイレ付きのツイン個室「スイート」（2人定員）、ベッド・ソファ・テーブル付きの個室「ファースト」（2人・4人定員）、ベッド、机付きの「コンフォートシングル」（1人定員）、進行方向を向いて海を眺めながら寛げる「ビューシート」（リクライニング式指定席）、マットレス、鍵付きロッカー、コンセント完備の「スタンダード」、わんこと一緒に利用できるファースト客室「ファースト」がある。また、「展望浴室」も設置されている。
2025年8月8日室蘭発2便から、8月11日青森発1便まで、「ブルーグレイス」就航を記念したオリジナルボールペンを、各便先着400本限定でプレゼントする。また、御船印は、「ブルーグレイス」デザイン2種類の特別版（ハートの模様が浮き出る加工を施している）を船内売店で、限定700枚販売する。価格は550円（税込み）。
