札幌の人気パン店「どんぐり」姉妹店「コロコロ」、旭川買物公園に出店

経済総合

 札幌で人気焼きたてパン「どんぐり」を展開するどんぐり(本社・札幌市白石区)は2025年8月1日、旭川平和通買物公園に姉妹店「コロコロ」オープンさせた。「どんぐりころころ」をもじった店名で、旭川のパン店として、地元の居酒屋や老舗企業とのコラボパンも揃える。(写真は、多くのお客が訪れた「コロコロ」)

「コロコロ」は、旭川市1条通7丁目47-1に建設された「プレミスト旭川ザ・タワー」の商業エリア「ONE SEVEN」1階に入った。運営するのは、どんぐりと旭川ラーメン梅光軒を展開するオーシャン(本社・旭川市)が、折半出資で設立したころころ(旭川市)。どんぐりの野尻雅之社長は、オーシャンの井上雅之代表取締役に出店を持ちかけられたが、店舗の拡大を志向していないため、出店には消極的だった。しかし、どんぐりで働いていた旭川出身の滝進也氏が「地元を楽しく盛り上げていきたい」と強い想いを野尻社長に伝えて説得。その想いに感じ入った野尻氏は、オーシャンと別会社を設立、滝氏が代表取締役に就任する形で出店が決まった。会社名の、ころころと店舗名の「コロコロ」は、滝氏が考えたという。

(写真は、どんぐり1番人気の「ちくわパン」)
(写真は、旭川限定の「ぎんねこバーガー」)

 店舗では、「どんぐり」の人気商品、ちくわパンやシナモンロール、ふんわりシフォンケーキなどを揃えるほか、旭川限定として「男山」の甘酒を使った「甘酒ちぎりパン」、旭川の焼鳥店ぎんねこのタレとどんぐりのザンギを使用した「ぎんねこバーガー」、日本醤油工業の香り高い醤油で味付けしたコクの深いザンギなど、限定品も約10種類揃えている。野尻社長は、「お店をよくしていきたいというよりも、この街を皆さんと一緒に楽しい場所にしていくためにこのお店をオープンさせていただく。皆さんとともに、素敵な場所にしていきたい」と話していた。

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