ホームセンターのコメリ(本社・新潟県新潟市)は、帯広市清流東2丁目に「コメリパワー帯広清流店(仮称)」を新設する。店舗は本館と資材館の2棟で店舗面積の合計は1万5593㎡。着工は2014年8月で営業開始は15年4月を計画している。同社が道の地域商業活性化に関する条例に基づき店舗新設と地域貢献活動計画書を届け出て道が27日に公表した。出店地域の商業者は店舗新設や地域貢献活動について10月25日まで意見を述べることができる。(写真は、コメリパワー帯広清流店の店舗配置図)
「コメリパワー帯広清流店(仮称)」は、地元の土地区画整理組合が所有する土地を利用するもので、かつてはセントラルリーシングシステム(札幌)が商業立地を進めてきた。しかし、景気悪化で誘致を断念、札幌の設計監理会社が誘致事業を引き継いでいた。
敷地面積は4万5304㎡で店舗は本館(9251㎡)と資材館(4726㎡)の2棟に分かれる。建物の延床面積は1万7081㎡。
商圏範囲は半径4㎞で1日当たりの集客予定数は約9100人。帯広市や幕別町からの集客を想定している。
今後のスケジュールは、2014年4月に大規模小売店舗立地法による新設届出と建築確認申請を行い、着工は同年8月、オープンは15年4月15日を予定。
地域貢献活動として地元自治体が行う買い物弱者対策への協力やコミュニティスペースの提供、道産品のPRや販売促進への協力などのほか、災害時にNPO法人コメリ災害対策センターによる緊急支援物資の供給、店内や駐車場を避難場所として提供することなどが盛り込まれている。