ホームセンターのコメリ(本社・新潟市)が、帯広市清流地区に大型ホームセンター「コメリパワー帯広店」を出店する。道庁が1日、同社から提出されていた大規模小売店舗立地法の新設届出を告示したことで明らかになった、コメリパワーは昨年12月の苫小牧東店、今年4月の砂川店に次いで3店舗目で新設の予定日は12月23日になっている。コメリ敷地1区画(写真は、コメリパワー帯広店の出店用地)

 帯広市清流東2丁目12番地1ほかに建設される本館と13番地1ほかに建設される資材館の2館構成で、店舗面積は本館8907㎡、資材館6049㎡、合計1万4956㎡。駐車台数は合計で596台。営業時間は最大で午前7時から午後9時45分。
 
 土地面積は4万5304㎡で地元の土地区画整理組合が所有する土地を使う。この土地は以前、北海道空港グループのセントラルリーシングシステム(札幌市)が商業立地を進めてきた。しかし、景気悪化で誘致を断念、札幌の設計監理会社が誘致事業を引き継ぎ、2年前の9月にはコメリの出店が決まっていた。当初は昨年4月に大店立地法の新設届出を行い、今年4月にオープン予定だったが、苫小牧東店や砂川店などの出店も行っていたため、当初計画よりも8ヵ月ほど後ずれすることになった。
 
 帯広地区では、大型ホームセンターとしてジョイフルエーケーが1店舗展開、ホーマックは5店舗を営業している。コメリパワーは農業資材などの分野で品揃えに強みがあるが、この地区でのホームセンター業界の競争が激しくなることは間違いない。


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