外食大手、トリドールホールディングス(本社・東京都渋谷区)の子会社、丸亀製麺(同・同)は、本格讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の「フレスポ石狩南店」(石狩市樽川9条1丁目)を出店する。オープンは、2025年8月下旬を予定している。(写真は、「丸亀製麺」が出店する「フレスポ石狩南」)
出店場所の「フレスポ石狩南」は、大和リース(本社・大阪市中央区)が管理運営しているショッピングセンター。道道44号(石狩手稲通)沿いにあって、「ヴィクトリアステーション石狩樽川店」や「ツルハドラッグ樽川店」「ラーメン山岡家樽川店」「ビックリッキー石狩店」「ドコモシヨップ石狩」「ダイソー石狩樽川店」などが集積している。「丸亀製麺」が出店するのは、2024年1月24日に閉店したペットショップ「dingo」跡。現在、出店に向けた改装工事が進んでいる。
「丸亀製麺」は、100%国産小麦を使用し、全ての店舗に麺職人が常駐、粉からつくる打ち立ての麺を提供している。北海道には、26店舗を展開している。出店地域は、札幌市が半分の13店舗と最も多く、次いで函館市と旭川市が各2店舗、登別市、苫小牧市、千歳市、恵庭市、小樽市、江別市、滝川市、帯広市、釧路市が各1店舗となっている。石狩市へ初出店となる。
丸亀製麺の2025年3月期決算は、売上収益1281億4200万円、事業利益208億9600万円で前期比11・6%の増収、13・9%の増益となり、売上収益、事業利益ともに過去最高となった。2026年3月期は、全国で出店57、閉店13を予定、期末店舗数を前期比39店舗増の900店舗計画している。北海道でも出店が続きそうだ。
※2025年7月9日記事一部修正…読者の指摘により国道44号は、道道44号の誤りでした。お詫びして訂正いたします。