サンドラッグ(本社・東京都府中市)の北海道展開をしているグループ会社、サンドラッグプラス(同・札幌市東区)は、2025年7月31日(木)で「サンドラッグ栗山店」(夕張郡栗山町朝日4丁目31-1)を閉店させる。「ツルハドラッグ」跡に居抜き出店してから、2年7ヵ月で営業を終える。(写真は、2025年7月31日で閉店する「サンドラッグ栗山店」)
「サンドラッグ栗山店」は、国道234号沿いに立地し、「マックスバリュ栗山店」「ダイソーマックスバリュ栗山店」と商業集積している。ここでは以前、「サンドラッグ」ではなく、「ツルハドラッグ栗山店」が営業していた。しかし、「ツルハドラッグ」は、オープンから18年目の2022年9月で閉店。新店舗を「栗山店」から約600m離れた場所に構え、「栗山中里店」としてオープンさせた。「サンドラッグ」は、「ツルハドラッグ」が移転してから、3ヵ月後の2022年12月23日に営業を開始した。
近隣には、2015年5月に出店した「サツドラ栗山朝日店」(朝日4丁目10-1)がある。同店の建物は、元々は「スーパー寿」が入っていたが、その後の「ホクレンショップ」を経て「サツドラ」になった。「ツルハドラッグ」と「サツドラ」が鎬を削っていた中に、「サンドラッグ」が新規参入した形だが、3年を経ずに「サンドラッグ」が、撤退することになった。昨今の建設費高騰を受けて、「サンドラッグ」は、居抜き物件への積極出店を続けている。順調な店舗とそうではない店舗があるようで、「栗山店」のように、3年を前に見切りをつける店舗も出てきそうだ。