日本甜菜製糖が「スズラン印」の新ロゴマークを採用へ

農業・水産業

 日本甜菜製糖(以下ニッテン、本社・東京都港区)は、新たなブランドイメージの構築を目指し、食品ブランド「スズラン印」のブランドロゴマークを2025年10月20日に変更、製品パッケージデザインも順次リニューアルする。(画像は、スズラン印の現行ロゴマークと新ロゴマーク)

 ニッテンは、1919年創業で、芽室、美幌、士別に精糖所がある。北海道のビート畑から採れたてん菜から、砂糖をはじめ、さまざまな製品を製造・販売している。国産糖のトップメーカーであるだけでなく、食品、飼料、農業資材、不動産などの事業を展開、2025年3月期は、売上高647億9600万円、営業利益5億3500万円、純利益は27億300万円。東証プライム上場企業。

 そのニッテンの食品ブランドのデザインは、1962年から現行の「スズラン印」が使用されてきた。63年が経過したことから、視認性の向上や色覚多様性への配慮を図るとともに、ニッテンの積極的な市場開拓を具現化する目的で、新ロゴマークを「スズラン印の日」(てん菜糖製品のデザインをスズラン印に統一した日=1962年10月20日。毎年10月20日は、スズラン印の日として日本記念日協会から認定されている)から使用する。また、広報宣伝活動には、タグラインに「おいしくなぁれの原材料。」を加えたバージョンを使用する。

 新ロゴマークは、ニッテンの食品ブランドのDNAであるスズランを見つめ直し、より躍動的な造形に変更している、キーカラーとなるニッテンブルーは、清廉で純粋なスズランをイメージしたカラーで、清く澄んだ空や雪解けの水など、北海道の雄大な自然を想起させるようにした。Nittenの文字は、ドイツの英字書体「DIN」を基礎に、丸くて優しいフォルムにデザインしたオリジナル書体となっている。

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