専門学校を運営する学校法人立志舎(本部・東京都墨田区)は、北海道に進出する。札幌市中央区の約133坪の敷地を利用して、校舎建設を計画している。(写真は、立志舎が計画している専門学校用地)
学校法人立志舎は、ITプログラミングや会計、法律公務員、動物、鉄道、スポーツビジネスなどの分野で専門学校を運営している。関東エリア、関西エリア、名古屋エリア、仙台エリアで、24の専門学校と高校を展開している。北海道には拠点がなかったが、今回、札幌市中央区南1条西7丁目11-1ほかの土地約133坪(440・36㎡)を取得、専門学校を建設する。建築面積は約88坪(291・17㎡)、鉄骨造、地上8階、延べ床面積は約761坪(2514・38㎡)、建物の高さは32・25m。建築主は学校法人立志舎、設計はアトリエブング(札幌市中央区)、監理と施工は未定。着工は、2025年10月1日頃を予定している。
この土地は、1930年代に建設され、戦前の面影が残る木造2階建て雑居ビル「後藤会館」が建っていた。「後藤会館」は、2017年9月末の火事で内部を全焼。その後、建物は解体され、同年12月から「タイムズ南1西7第2」として利用されてきた。2023年12月に土地所有者は、後藤観光(札幌市中央区)から積水ハウス不動産東京(本社・東京都渋谷区)になり、昨年7月で「タイムズ南1西7第2」の営業を終了していた。立志舎は、2025年1月、この土地を取得した。