空白だった手稲区に「すき家」、「札幌曙店」オープン

経済総合

 ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)は2025年6月18日、牛丼チェーン「すき家札幌曙店」(札幌市手稲区曙6条3丁目11-1)をオープンさせた。札幌市内では、「すき家」のなかった手稲区に店舗が誕生し、「すき家」空白区は、南区と厚別区の2区になった。(写真は、2025年6月18日にオープンした「すき家札幌曙店」)

 出店場所は、下手稲通と曙通の交差点近く。10年来空き地だった三角形の土地を利用して、店舗を建設した。敷地内には短い仲通りがあり、北側の敷地にドライブスルー付き店舗と駐車場、南側は、駐車場として利用している。「すき家」では、2025年6月10日から「豚生姜焼き丼」、同年同月17日からは、「牛カルビ焼肉定食」もメニューに加えている。

「すき家」の出店は、札幌市内でも活発に進んでいる。2025年5月21日には、「はま寿司」とセットで「札幌中の島店」(豊平区)がオープン、今回の「札幌曙店」に続いて8月には、「はま寿司」とのセットで「230号札幌川沿店」(南区)、さらに今冬には、「札幌伏古店」(仮称、東区)をオープンする予定になっている。これらによって、2025年中には、札幌市内で19店舗になりそう。

 札幌市内で「すき家」のある区は、今回の「札幌曙店」で10区中、8区となった。また、8月には南区に出店するため、空白区は、厚別区のみとなる。厚別区にはかつて「厚別西店」があったが、山本通の4車線拡幅工事で2022年9月に閉店、以降は、店舗がない状態が続いている。

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