パチンコ店全国チェーン「マルハン」を展開するマルハン(京都本社・京都市上京区、東京本社・東京都千代田区)は、2025年夏、札幌市内に「マルハン月寒店」と「マルハン札幌北店」をオープンさせる。
(写真は、旧「月寒ひまわり」=上と旧「ガイア北42条店」)
「マルハン月寒店」は、合田観光商事(本社・札幌市中央区)が、2025年3月2日に閉店したパチンコ店「月寒ひまわり」(同市豊平区月寒西2条10丁目2-47)の店舗跡を利用して出店する。「月寒ひまわり」が営業していた頃は、立体駐車場が整備されていたが、現在は撤去されており、建物以外は、更地が広がっている。
「マルハン札幌北店」は、ガイア(同・東京都中央区)が展開していた北海道唯一の「ガイア北42条店」(札幌市東区北42条東7丁目1-1)跡に出店する。「ガイア北42条店」は、2007年1月に営業を終了した「イトーヨーカドー北42条店」の1階を利用して居抜き出店。営業を続けてきたが、ガイアは、2023年10月に民事再生法の適用を申請。その後、開始決定を受けて、民事再生期間中の2025年2月、マルハンが営業権を取得。同年4月に「ガイア北42条店」は、営業を終了していた。
マルハンは、現在、道内に30店舗を展開している。そのうち、札幌市内では、「美しが丘店」(清田区)、「琴似店」(西区)、「白石店」(白石区)、「苗穂店」(中央区)の4店舗を営業しており、閉店がなければ、市内に2店舗が増えることになる。