JR北海道「極楽湯さっぽろ弥生店」跡地の商業・クリニック棟に「エニタイムフィットネス」

経済総合

 JR北海道(本社・札幌市中央区)が、「極楽湯さっぽろ弥生店」(同市同区北3条西12丁目1)跡地を利用して建設を進めている賃貸マンション&商業・クリニック棟のうち、商業・クリニック棟の3階に、フィットネスジム「エニタイムフィットネス札幌植物園店」が入ることが分かった。「サツドラ」に続いて、店舗名が具体的に明らかになった。(写真は、JR北海道が、「極楽湯さっぽろ弥生店」跡地で建設を進めている賃貸マンション&商業・クリニック棟)

 賃貸マンション「ジュノール札幌植物園」は14階建て、78戸(1LDK約42㎡=13戸、2LDK約56㎡=39戸、3LDK約64~71㎡=26戸)、延べ床面積は約1800坪(約5941㎡)。1階に「タリーズコーヒー」が入る。商業・クリニック棟は、3階建て、1階は駐車場、2階に「サツドラ」が入ることが発表されていたが、今回、3階に「エニタイムフィットネス札幌植物園店」が、入ることが分かった。

「エニタイムフィットネス」は、携帯電話ショップを運営しているエムデジ(本社・小樽市)が、Fast Fitness Japan(同・東京都新宿区)とフランチャイズ契約を締結して展開しているフィットネスジム。2018年4月の「エニタイムフィットネス札幌山鼻店」(札幌市中央区)が1号店で、現在は、札幌市内で8店舗のほか、江別市、苫小牧市、北見市、帯広市、滝川市、函館市に各1店舗、計14店舗を運営している。

 今回の「札幌植物園店」は、床面積約150坪とエニタイムフィットネスでは最大級の広さ。トレーニングマシンも豊富にラインナップする予定で、シャワールームは男女共用4室、女性専用1室を含む計5室。体重や筋肉量、体脂肪などの管理もできる体組成計“Evolt”も導入する予定。敷地内の共用駐車場は約80台。従業員の運動不足解消、健康維持による生産性向上など、福利厚生サービスとして利用できる法人契約も可能。

「エニタイムフィットネス」は、アメリカ発祥で、世界5000店舗、日本国内には1100店舗があり、24時間年中無休のほか、全店舗を相互利用できる。3階には、「ナカジマ薬局」と4科のクリニックも入る予定になっている。

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