ユニバースとベルジョイス、「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」2026年秋開設

流通

 アークス(本社・札幌市中央区)グループのユニバース(同・青森県八戸市)とベルジョイス(同・岩手県盛岡市)は、2026年秋に新たな物流施設「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」を開設する。(写真は、「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」が入る「プロロジスパーク盛岡」)

 この取り組みは、2021年のラルズ(本社・札幌市中央区)と東光ストア(同・同市豊平区)の物流センター統合、同年のベルジョイズと伊藤チェーン(同・宮城県柴田郡柴田町)の配送センター共同利用などに続く、アークスグループの物流戦略の一環。

「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」を開設することにしたのは、ユニバースとベルジョイスが今後の事業拡大を見据え、物流を共同化することによって、東北エリアの持続可能な物流体制実現を目指すため。具体的には、①物流2024年問題から継続する輸送能力不足への対応②配送効率向上によるCO2排出量削減③物流コスト高騰への対応ーーなど。

 プロロジス(東京オフィス・東京都千代田区)が展開するマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」(岩手県紫波郡矢巾町大字広宮第1地割279)を利用する。開設後のセンター運営は、共同物流サービス(本社・青森県八戸市)が行う予定。岩手県内にベルジョイスは51店舗、ユニバースは19店舗を展開しており、グローサリー部門の物流を共同化する効果は大きい。

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