コープさっぽろ(本部・札幌市)は30日、小学生の子ども達を対象に仕事の体験をしてもらう「おしごとキッズ」を開催した。今回は、農園と店舗での仕事を体験してもらうプログラムで、この日は恵庭市の余湖農園と札幌市清田区の平岡店が会場。参加した27人の小学生が農園での野菜収穫や店舗でのパック詰め作業やレジ打ちを体験した。(写真左は挽き肉作業を体験する子ども達。写真右はおしごとキッズの会場になった平岡店)
コープさっぽろでは、2010年から夏休みと冬休みを利用して「おしごとキッズ」を実施している。昨年は道内22カ所を会場に419人の子ども達が参加した人気の食育プログラム。
30日の午前中は余湖農園での収穫体験を通じて農業の仕組みや野菜を育てることを勉強し午後からは平岡店での仕事を体験。
平岡店では入協式を行った後に専用のユニフォームに帽子を着用。肉、魚、果物、惣菜のチームに分かれバックヤードでのパック詰め作業などに従事。肉のチームでは挽き肉を作る作業を行い、機械から挽き肉がゆっくり出てくるのを両手で受け止めトレイに置き、ラップで包装して値付け、さらに自分たちの作った商品を売場に品出しするまでの一連の作業に取り組んだ。
おしごとキッズは、31日には「どさんこ農産センター」と小樽南店、8月1日には「ふれあいふぁ~むたかはし」と岩見沢南店、6日には「上山農園」と西岡店でそれぞれ開催される。