旧「コープさっぽろ新琴似南店」(札幌市北区新琴似2条7丁目1-50)跡地に、ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社すき家(同・同)が、Wレーンのドライブスルーを備えた牛丼チェーン「すき家札幌新琴似店」(2条7丁目1-45)をオープンさせた。「すき家」には、ドライブスルー併設店は多いが、Wレーンは珍しい。(写真は、Wレーンのドライブスルーを併設した「すき家札幌新琴似店」)
コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、老朽化していた「新琴似南店」を閉店、2019年11月に、約1㎞離れた新琴似1条12丁目の新琴似2番通沿いに「しんことに店」をオープンさせた。「新琴似南店」は、その後解体され、土地(約2210坪=約7296㎡)は、2023年11月にゼンショーHDが取得した。
同社は、2024年4月から「すき家」と同じくゼンショーHD子会社、はま寿司(本社・東京都港区)が展開する「はま寿司」の建設を始めていた。今回、そのうちの「すき家札幌新琴似店」が、2024年10月30日に先行オープンした。これによって「すき家」は、札幌市内15店舗となり、道内55店舗になった。
「すき家」は、多くの店がドライブスルーを併設しているが、シングルレーンが大半。「札幌新琴似店」は、Wレーンを採用した珍しい店舗になっている。なお、隣接する「はま寿司札幌新琴似店」は、2024年11月7日(木)のオープンが予定されている。敷地には、もう1店舗が建設できる用地が残っている。ゼンショーHD系の飲食店の集積が進みそうだ。