アークス北海道子会社の中間期個別業績、道南ラルズ売上高伸び率6・7%増でラルズ抜く

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 アークス(本社・札幌市中央区)が、2025年2月期の中間決算を発表したことに伴い、グループ主要子会社の概況も開示された。売上高の伸び率を見ると、前年中間期比で道南ラルズ(本社・北斗市)が6・7%増となり、ラルズ(同・札幌市中央区)とベルジョイス(同・盛岡市)の4・8%増を抜き、1位になった。(写真は、道南ラルズが函館市で展開している「スーパーアークス千代台店」)

 道内主要子会社のラルズと道内子会社の道北アークス、福原、道南ラルズの中間業績は次の通り。
■ラルズ
▷売上高761億円(前年中間期比4・8%増)▷営業利益36億8500万円(同1・1%減)▷経常利益38億6300万円(同1・5%減)▷純利益26億3600万円(同2・0%減)
■道北アークス
▷売上高223億5600万円(同1・9%増)▷経常利益1億8200万円(同28・8%減)
■福原
▷売上高218億円(同2・0%増)▷経常利益6億7600万円(同10・0%増)
■東光ストア
▷売上高201億9300万円(同1・4%増)▷経常利益2億6200万円(同6・0%減)
■道南ラルズ
▷売上高149億6800万円(同6・7%増)▷経常利益4億7300万円(同7・0%減)

 ラルズの営業利益率は4・8%で、前年中間期よりも0・3ポイント減少したが、アークスグループの中では、最高の数値を堅持している。ラルズ以外の道内子会社の営業利益は、非開示のため、営業利益率は不明だが、経常利益率は、道南ラルズが3・2%(同0・4ポイント減)、福原が3・1%(同0・2ポイント上昇)、東光ストアが1・3%(同0・1ポイント減)、道北アークスが0・8%(同0・4ポイント減)だった。

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