伊達の山々望む伊達市舟岡町に「すき家」、時計台の三角柱くっきり

経済総合

 ゼンショーホールディングス(HD、本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)は、伊達市舟岡町に、牛丼チェーン「すき家37号伊達店」(仮称)を出店する。現在、建設工事を進めており、年内にもオープンしそうだ。(写真は、建設中の仮称「すき家37号伊達店」)

 出店場所は、国道37号沿いで、道南バス伊達営業所の枝道を挟んだ向かい側。「すき家」の店舗の特徴である「時計台」の三角柱が、既に表れており、遥か向こうには、伊達の山々を望むこともできる。この「時計台」は、国指定重要文化財である、横浜市開港記念会館の「時計台」をモチーフにしている。ゼンショーHDの創業者で、会長兼社長兼CEOの小川賢太郎氏が1982年11月、横浜市に「すき家」1号店を出店、横浜の象徴を建物に取り入れようと始まったもの。

「37号伊達店」の建築主は、すき家、設計、監理は高田建築設計事務所(札幌市北区)、施工はIRホーム(同市西区)。「すき家」は現在、北海道で54店舗を展開している。そのうち胆振地区には、苫小牧市2店舗、室蘭市と登別市に各1店舗を展開。今回の店舗で、胆振地区では5店舗になり、国道37号の冠が付いた「すき家」は、「37号室蘭中島店」に次いで2店舗目になる。

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