ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)は、紋別郡遠軽町に「すき家242号遠軽店」を2023年10月中旬にオープンさせる。牛丼チェーンには国道名を冠した店舗が多いが、遠軽の「すき家」にも国道名が付く。(写真は、「すき家」の店舗)

「すき家242号遠軽店」(遠軽町大通北8丁目1-47)は、店舗名が示す通り、国道242号沿いに出店する。以前は、北海道マツダ遠軽店のあった場所とみられる。遠軽・紋別の遠紋地区の「すき家」は、2012年11月にオープンした「238号紋別店」があるが、今度の店舗は同地区2店舗目となる。

 牛丼チェーンには、国道名を冠した店舗が多い。道内の「すき家」は現時点で合計51店舗あり、そのうち実に25店舗に国道名が付けられている。多い順に並べると、「12号」と「36号」がそれぞれれ4店舗、「39号」3店舗、「5号」、「38号」、「40号」、「44号」が各2店舗、「37号」、「228号」、「231号」、「235号」、「236号」、「238号」が各1店舗。そこに、新たに「242号」が加わることになり、総店舗数52店舗のうち半分の26店舗に国道名が冠されることになる。
 
 ちなみに、吉野家ホールディングス(本社・東京都中央区)子会社の吉野家(同・同)が展開する「吉野家」にも、国道名を冠した店舗がある。吉野家は国道名に「線」を付けており、道内では28店舗のうち、7店舗に国道名が付いている。「12号線」が2店舗、「36号線」、「38号線」、「228号線」、「230号線」、「231号線」が各1店舗。正式には国道に「線」を付けないのが正解のようだが、都道府県の道路には「線」が付く場合が多いという。


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