新さっぽろの商業施設「カテプリ新さっぽろ」の管理運営が、2024年7月1日から、札幌副都心開発公社(本社・札幌市厚別区)に移管された。これにより、新さっぽろの商業4施設のうち、「イオン新さっぽろ店」を除いて、土地建物保有者である札幌副都市開発公社が、管理運営する体制になった。(写真は、新さっぽろ商業施設の出入り口)
新さっぽろの商業施設は、「サンピアザ」、「デュオ」、「イオン新さっぽろ店」、「カテプリ新さっぽろ」の4施設。それぞれが通路などで繋がっており、一体型の商業施設となっている。このうち、「サンピアザ」と「デュオ」は札幌副都心開発公社、「イオン新さっぽろ店」はイオン北海道(本社・札幌市白石区)、「カテプリ新さっぽろ」はイオン北海道がイオンモール(同・千葉市美浜区)に転貸して、それぞれ管理運営を行っている。
イオン北海道とイオンモールは今回、「カテプリ新さっぽろ」の賃借期限が到来したことを受け、2024年6月30日で、札幌副都心開発公社との賃貸借契約を終了、同公社が「カテプリ新さっぽろ」の管理運営を行うことになった。地下2階から3階まで、60数店舗のテナントが営業している。
新さっぽろ地区では、2023年11月末に大和リース(本社・大阪市中央区)が新しい商業施設「BiVi新さっぽろ」をオープンさせており、先行して開業した病院や大学、専門学校などを含めて「マールク新さっぽろ」が、新たに誕生している。札幌副都心開発公社は、「マールク新さっぽろ」を含めて、この地域をライフスタイルセンターとして再構築する予定。「カテプリ新さっぽろ」は、当面名称変更をせず、2024年秋から2026年春にかけて順次リフレッシュを行い、「サンピアザ」、「デュオ」、「イオン新さっぽろ店」を含めて、ライフスタイルセンターの一翼を担うようにする。