プロ野球北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」の開業から1年、2024年5月中旬に7部屋の個性派ホテル「KITAHIROSHIMA NEVER END LEO」が開業する。既に瀟洒な外観が見えるようになっており、北広島市の新たな個性が加わろうとしている。(写真は、2024年5月中旬に開業予定の「KITAHIROSHIMA NEVER END LEO」)
「KITAHIROSHIMA NEVER END LEO」(北広島市中央5丁目8-3)、広島本通と駅前通りの交差点北東角地で、JR北広島駅から約200mの距離。以前は、ホクレン油機サービス(本社・ 札幌市厚別区)のホクレン北広島給油所があった場所。敷地は、道央農業協同組合(本所・恵庭市)が所有しており、大東石油販売(本社・稚内市)が土地を賃借して、大東ホールディングス(HD、同・ 札幌市白石区)がホテルを建設した。土地の賃借期間は2024年4月から49年間で、建物の譲渡や転貸が可能な契約になっている。
敷地面積約539坪(1781・03㎡)のうち、建築面積として約113坪(374・22㎡)を使って、鉄骨造の地上2階建て、延べ床面積は約194坪(643・33㎡)。ホテルの客室数は、スイートルームやツインルーム、シングルルームの7室でレストラン、会議室も設置する。ホテルは、50mほどの長さがあるシンプルな直線の建物で、東側は、夕張山地が望めるガラス張りになっており、バルコニーバス、フィンランド式個室サウナもある。
設計は、ヒココニシアーキテクチュア(札幌市中央区)の小西彦仁氏。レストランでは、北海道の旬の食材が楽しめ、ライブ感の溢れる鉄板カウンターでの料理も提供する。キャッシュレス決済のみの利用となる。北広島市では、日本エスコンがJR北広島駅西口にホテルと商業の複合施設を建設中で、それよりも一足早く小規模な個性派ホテルが誕生する。