「ぎょうざのみよしの」を展開するテンフードサービス(本社・札幌市東区)は、2024年4月から「コンサドーレ札幌」の応援企画として、コラボ冷凍餃子の販売を開始した。アークスグループ店舗や札幌市内のサツドラ店舗では、既に取り扱いが始まっている。スーパーマーケットでは冷凍食品が伸びており、「みよしの」の冷凍餃子もNB(ナショナルブランド)とは違う地域の味をアピール、販売増に繋げる。(画像は、「コンサドーレ札幌」と「ぎょうざのみよしの」のコラボ冷凍餃子)
テンフードサービスが直営店舗展開している「ぎょうざのみよしの」は、1967年5月、狸小路2丁目に餃子専門店をスタートさせたのが最初。以降、ススキノ地区や地下鉄沿線に店舗を増やし、平成以降は郊外型店舗も展開、「ぎょうざ」と「カレー」は、札幌をはじめ道央圏のソウルフードとして定着している。
1988年からはチルド餃子の取り扱いを始めているが、このほど冷凍技術の進展によって、店頭の味をそのまま味わえる冷凍餃子の開発に成功、販売を開始することにした。薄皮で道産中心の豚肉、牛肉、キャベツを使用、秘伝のスパイスを使ったスパイシーな餃子に仕上がっている。家庭では、酢や醤油、ラー油の組み合わせのほか、レモン汁や胡椒など味変も楽しめる。
同社は、2021年からコンサドーレ札幌とスポンサー契約を結んでおり、今回の冷凍餃子はコンサドレーレ札幌とのコラボ商品として販売する。1袋に20数個入っており、希望小売価格は税込み1200円。アークスグループのラルズや東光ストア、福原のほか、札幌市内のサツドラ店舗で販売、NB商品とは違う棚の展開で地域カラーを訴求する。また、「みよしの」店舗の駐車場敷地内に設置した自動販売機でも販売している。
テンフードサービスの西田治代表取締役は、「薄皮のため、ご飯のおかずに最適。冷蔵庫にストックしてもらって、いつでも好きな時に食べてもらいたい」と話している。なお、同社は、一般財団法人食品安全マネジメント協会の食品安全基準であるJFS-B規格を取得している。