ファミリーレストラン「ココス札幌本町店」、2024年3月6日で営業終了

経済総合

 ファミリーレストラン「COCO’S 」(以下、ココス)を展開するココスジャパン(本社・東京都港区)は、「ココス札幌本町店」(札幌市東区本町2条3丁目8-7)の営業を2024年3月4日(水)で終了する。これによって、札幌市内の「ココス」は4店舗になり、道内では10店舗になる。(写真は、2024年3月6日で営業を終了する「ココス札幌本町店」)

「ココス」は、包み焼きハンバーグと種類豊富なプレミアムドリンクバーが人気のファミリーレストラン。1978年にカリフォルニアスタイルのレストランとして茨城県土浦市に誕生(スーパーマーケット運営のカスミの子会社、ろびんふっとが展開)。以降、全国に出店して1997年には300店舗を達成したが、2000年にゼンショーホールディングス(HD、本社・東京都港区)のグループに入った。

 2002年にココスジャパンは西洋フード・コンパスグループ(同・同都中央区)からファミリーレストラン「CASA」120店舗を買い取り、そのうち105店舗をココスに転換、2006年には北海道に初進出した。ココスジャパンは2020年にゼンショーHDの子会社から、同じくゼンショーHD子会社である日本レストランホールディングス(HD、同・同都港区)の子会社になっている。
 ココスジャパンは、コロナ禍の2021年1月17日に「ココス手稲前田店」(札幌市手稲区)の営業を終了しており、今回は、それ以来の営業終了店舗となる。土地建物は、有限会社シルクハート(同市中央区)の所有になっている。

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