札幌証券取引所は、2023年の「年間功労賞」に本則市場上場のGSI(本社・札幌市北区)を選定、2024年1月25日に札証2階会議室で表彰式を行った。表彰式には、札証の理事ら12人が参加、GSIの受賞を祝った。(写真は、札証の2023年「年間功労賞」の表彰式。左から、札証・小池善明理事長、GSI・小沢隆徳社長)
「年間功労賞」は、2012年に始まった賞で、2023年は12回目。札証本則市場、アンビシャス市場に上場している企業を対象に、①業績②株主に対する価値の提供③市場への貢献④投資者および札証市場運営などに対する貢献ーーの評価項目に沿って理事会が選定する。GSIは、ソフトウェアシステム開発の顧客先常駐支援などを展開しており、昨年6月に本則市場に上場した企業。
札証の小池善明理事長は、「GSIは、本則市場上場以降、投資家への積極的な情報提供を行い、当取引所のIRへも積極的に参加するなど資本市場への貢献が大きく、年間功労賞にふさわしいと判断した」と話したうえで、GSIの小沢隆徳社長に記念品と記念の盾を贈呈した。
小沢社長は、「当社は昨年、障害者就労支援事業子会社やSDGs支援団体を設立しており、社会貢献、環境対策面で札幌、北海道に貢献していきたい。今後も、このような賞を受賞できるように会社を成長させていきたい」と述べた。小沢社長は、札証の鐘を3回鳴らし、出席者全員で手締めを行って受賞を祝った。