コープさっぽろ(本部・札幌市)は、着工が遅れていた札幌市内の「月寒ひがし店」建設に着手した。同店は「月寒東ショッピングセンター(SC)」(豊平区月寒東4条11丁目)内の食品スーパーとして計画されているもの。コープさっぽろでは既存の「ルーシー店」(白石区栄通18丁目)の衛星店舗と位置付け、8月半ばにもオープンさせたい意向。(写真は、建設に入ったコープさっぽろ月寒ひがし店)
月寒東SCでは核テナントとなる「ケーズデンキ月寒店」が4月11日に、「ブックオフ月寒東店」が3月23日にそれぞれ開店している。コープさっぽろは、同SC内の中央に位置する食品スーパーとして計画されていたが、建設が遅れていた。
「月寒ひがし店」は、建屋面積が約900坪、売場面積は約600坪で食品スーパーと直営ドラッグの「シーズドラッグ」を併設する。
エコ店舗とせず、通常の店舗とするが、店内には1本の柱も置かない「無柱店舗」にする。コープさっぽろは、「べつかい店」(別海町別海宮舞町)で無柱店舗に取り組んでおり、今回が2店舗目。
当初は、ケーズデンキなどと同時期のオープンを目指していたが、札幌市内でも初めての約600坪スペースの無柱店舗となるため行政機関が構造補強を要求、着工が遅れた。
設計・監理は清和設計事務所(北見市)、施工は宮坂建設工業(帯広市)。
コープさっぽろでは、オープンを8月のお盆商戦に間に合わせたい考え。