道央自動車新千歳空港インターシェンジ8月3日供用開始に向け最終仕上げ急ピッチ

交通・運輸

 千歳市平和に建設中の道央自動車道・新千歳空港インターチェンジ(IC)が8月3日の供用開始に向けて急ピッチで工事が進んでいる。4月末現在で接続道路や料金所はほぼ完成、残り3ヵ月で最後の仕上げに入る。道央道を利用して新千歳空港に向かう場合、従来の千歳ICより4分程度短縮され利便性が向上する。(写真は、完成が近づく新千歳空港IC=2013年4月30日撮影)
 
 新千歳ICは、道道泉沢新千歳空港線が道央道を跨ぐ地点に建設された。国土交通省の地域活性化IC制度を利用したICで、道が主体になって3年前に着工。総工費は約36億円。
 
 道央道を使った新千歳空港へのアクセスは、現在千歳ICを利用するが、信号が4ヵ所あり交通量の多い国道36号線にも合流しなければならず15分程度の時間が必要。
 
 新千歳空港ICが使えるようになれば、市街地を通らずにスムーズに空港へアクセスできるため現行の千歳ICに比べて4分ほど短縮される。
 ただ、道道泉沢新千歳空港線が新千歳空港ICと接続する場所から片側2車線が1車線になるため交通量が多くなれば混雑する可能性がある。また、道道130号新千歳空港線と合流する箇所には現在、信号がなく新千歳空港に向かう左折車が渋滞を引き起こすことも懸念される。

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