「DAIGORO K(キング)根室店」閉店から1年、当時のままの姿で残る

経済総合

 根室市宝林町4-358の旧パチンコ店舗「DAIGORO K(キング)根室店」が閉店から1年以上経過したが、建物が当時のまま残っている。店舗のポールサインや建物の看板も営業していた頃と変わらぬ姿を留めており、再開か、譲渡か、解体か、市民の目を引いている。(写真は、「DAIGORO K根室店」)

「DAIGORO K根室店」は、新星レジャー開発(本社・札幌市中央区)が設立された1991年に、同社の1号店舗としてオープンした「パーラー新星Ⅱ」が始まり。2004年に「DAIGORO」にパーラー名を変更、2005年から「DAIGORO K根室店」に変更したが、「パーラー新星Ⅱ」から数えて31年目の2022年9月に閉店した。同社は、根室市内でパチスロ専門店を含めて3店舗を展開していたが、他のパチンコホール運営会社に譲渡するなどして最後まで残っていたのが、「DAIGORO K根室店」だった。

 閉店から1年以上が経過したが、店舗には閉店告知なども貼られておらず、開店前のパチンコホールという雰囲気を今も醸し出している。この店舗の近くには、2001年11月にオープンした合田観光商事(本社・札幌市中央区)の「根室ひまわり」(光洋町2丁目29)がある。市内ではこの他、2005年2月にオープンしたマルハン(京都本社・京都市上京区)の「マルハン根室店」(西浜町8丁目82)、新星レジャー開発の店舗を2003年12月に承継した、アーリーグループ(本社・釧路郡釧路町)の「アーリーバード根室店」(西浜町2丁目58)の2店舗も営業している。なお、新星レジャー開発は、道内で7店舗の「DAIGORO」と冠したパチンコ店を営業している。

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