ニセコに牛丼チェーン初出店、「すき家5号倶知安店」2023年12月下旬オープン

経済総合

 倶知安ニセコ地域に、全国系ファストフード店が進出する。2023年12月下旬にオープンする「すき家5号倶知安店」(虻田郡倶知安町)がそれ。倶知安町には、今まで全国系ファストフード店はなかったが、後志自動車道が2024年度内に余市郡仁木町まで開通予定で、物流事情の改善を見越した外食、ファストフード店の出店が続きそうだ。(写真は、「すき家」の店舗)

 ゼンショーホールディングス(HD、本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)が展開する牛丼・カレー・定食の「すき家」は現在、北海道で52店舗を展開しており、直近の新規出店は、2023年10月5日にオープンした「242号遠軽店」(紋別郡遠軽町)。今回、同年12月下旬に新規出店する「5号倶知安店」は、倶知安町南4条西1丁目32の国道5号沿い。近くには「セブン-イレブン倶知安南4条店」や「ラッキー倶知安店」、「ホテル第一会館」がある。後志管内で、「すき家」は「5号小樽朝里店」と「有幌店」の2店舗を展開しており、「5号倶知安店」は、管内3店舗目となる。なお、国道5号を冠した店舗は「5号小樽朝里店」、「5号函館亀田店」に次いで3店舗目。

 倶知安ニセコ地域には、「マクドナルド」や「ケンタッキーフライドチキン」、「すき家」、「吉野家」といった全国系ファストフード店や全国系ファミレスがなかった。北海道新幹線の札幌延伸や後志自動車道の倶知安延伸の工事が続いており、交通環境の改善が見込まれるため、全国系店舗の出店が増えていきそうだ。

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