中国禁輸で大打撃の道産ホタテ、「イオン道産デー」で消費拡大を支援

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 中国による日本産水産物の全面禁輸で、大打撃を受けている北海道産のホタテ。イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2023年9月15日(金)から4日間実施する「イオン道産デー」で道産ホタテ売り場を拡大、消費喚起を行う。これにより道内消費の拡大を図り、水産業界を応援する。(写真は、「イオン道産デー」の水産コーナー=イオン北海道提供)

 北海道とイオンは、2011年に包括連携協定を締結、食に関するさまざまな取り組みを協働で実施している。同社は、旬のおいしさを買い物客に提供するため、道産商品を取り扱っており、道産ホタテについても旬の時期には、産地に近い店舗を中心に取り扱いを増やしてきた。

 今回、中国の日本産水産物の全面禁輸で道産ホタテの出荷停滞が続いていることから、道産ホタテの取扱量を増やすことにした。具体的には、9月15日から同月18日(月・祝)まで実施する「イオン道産デー」で、ホタテ売り場を拡大するほか、チラシ訴求により消費拡大に協力する。実施店舗は、「イオン」、「イオンスーパーセンター」、「マックスバリュ」、「フードセンター」など104店舗(マックスバリュエクスプレス新川3条店は除く)。イオン北海道のネットスーパー「ネットで楽宅便」でも取り扱う。

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