飲食事業からの撤退を明らかにしているアサヒグループジャパン（本社・東京都墨田区）は、子会社のアサヒフードクリエイト（同・同）が北海道で展開している「アサヒビール園」の営業をコロワイド（同・横浜市西区）子会社のレインズインターナショナル（同・同）に、2023年9月1日（金）に譲渡することになった。
（写真は、「アサヒビール園白石はまなす館」）
全国で「アサヒビール園」など飲食店を展開するアサヒフードクリエイトは、北海道ではアサヒビール北海道工場（札幌市白石区南郷通4丁目南1-1）に隣接した立地で「アサヒビール園白石はまなす館」、「アサヒビール園白石ロイン亭」を展開しているほか、ススキノでも「アサヒビール園羊々亭」（同市中央区南4条西4丁目松岡ビル5階）を展開。そのうち、「ロイン亭」は、2023年10月31日（火）に営業を終了することになっている。
残り2店舗の動向に関心が移っていたが、このほど、「はまなす館」と「羊々亭」が同年8月31日（木）で営業を終了、レインズインターナショナルが新設した子会社、Beer Thirty（本社・横浜市西区）が翌9月1日に営業を引き継ぐことになった。電話番号や営業時間、メニューなどの変更は現時点では予定されていない。「アサヒビール園」の名称を継続するかどうかについては、明らかになっていない。
レインズインターナショナルは、焼肉「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」のほか、居酒屋の「甘太郎」、「やきとりセンター」、「いろはにほへと」、「海へ」などを展開している。
