自動車販売店が集積する下手稲通、北海道日産自動車が「手稲店」建て替え2023年10月オープン

交通・運輸

 北海道日産自動車(本社・札幌市東区)は、「手稲店」(同市手稲区新発寒5条1丁目1-6)の建て替え新築工事を行っている。新店舗のオープンは、2023年10月が予定されている。(写真は、建て替え工事中の北海道日産自動車「手稲店」)

 北海道日産自動車の「手稲店」は、下手稲通沿いの北側にあり、追分通交差点の西側に位置する。交差点北西角の近くには、「発寒稲積開拓記念碑」が設置されており、「北発寒稲積会館」も建っている。同店は、そんな歴史的に由緒のある場所の近くに建っていたが、店舗老朽化のため2021年11月から一時休業に入り、その後、店舗の建物は解体された。
 建て替え新築工事が始まったのは、2022年9月から。着工からおよそ10ヵ月、店舗は外観を見せてきた。竣工は2023年9月30日の予定。施工は岩田地崎建設(本社・札幌市中央区)。

「手稲店」周辺には、自動車販売店舗が集積している。下手稲通と追分通の交差点東側には、北海道三菱自動車販売(本社・札幌市中央区)の「発寒店」、建て替え中の「手稲店」向かいには、北海道日産自動車の「U-car発寒店」、西側に新車・中古車販売のネクステージ(同・名古屋市中区)が展開している「ネクステージ札幌手稲店」がある。

 北海道日産自動車は、札幌市内で「U-car」2店舗のほか、建て替え中の「手稲店」を含め10店舗、札幌市以外で9店舗を展開している。従業員数は350人(2022年9月現在)、売上高は114億2000万円(2022年3月期)。

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