北海道経営未来塾第8期塾生37人決まる、WBC日本代表監督栗山英樹氏や日商三村明夫名誉会頭らが講演

経済総合

 北海道の若手経営者を官民共同で育てようとする、北海道経営未来塾(塾長・長内順一未来経営研究所代表取締役社長)の第8期塾生37人と講師などが決まった。(写真は、北海道経営未来塾第7期の修了式)

 8期目の塾生は、2023年4月1日から同月20日まで応募を受け付け、札幌市や北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、未来経営研究所の実務者選考委員会、代表者会議を経て4月26日に正式に決定した。

 37人のうち、継続塾生が20人、新規塾生が17人で、継続塾生のうち1期経験者が7人、2期経験者が6人、3期経験者が4人、4期経験者が3人。地域別で見ると、札幌市が17人のほか苫小牧市と士別市が各2人、紋別郡興部町、同郡遠軽町、日高郡新ひだか町、富良野市、川上郡弟子屈町、檜山郡上ノ国町、室蘭市、岩内郡岩内町、稚内市、旭川市、網走市、北斗市、深川市、小樽市、登別市、北見市がそれぞれ1人。札幌以外に、全道に塾生が広がっている。男性は33人、女性は4人。

 新規塾生には、新ひだか町の幌村建設代表取締役副社長の幌村佑規氏(41)や札幌市中央区のストアプロジェクト代表取締役の間宮なつき氏(42)、同区の桂和商事社長室担当部長の武賢滉氏(29)、北見市の坂口精肉店取締役経営企画室長の坂口慶太氏(33)、苫小牧市のヴィクトリアポーク代表取締役の中岡亮太氏(44)らがいる。

 8期のテーマとなる「自己の確立と世界へ」を根幹に据えて、レジェンド経営者による講演や実務者講座、東京の若手経営者との交流、官邸訪問などが行われる。入塾式は5月19日(金)に行われ、6月の第1回定例講座にはアインホールディングスの大谷喜一代表取締役社長が登壇。第2回以降にはオリックスの宮内義彦シニア・チェアマン、WBCの栗山英樹日本代表監督、日本商工会議所の三村明夫名誉会頭、ニトリホールディングスの似鳥昭雄代表取締役会長兼CEOが講演する。また、麻生太郎元首相の特別講演も予定されている。

 これまでの期では塾生代表の塾頭を決めていたが、8期からは、少人数に分けて行うグループ講座のグループ長による協議会形式で運営をしていく。修了式は2024年3月19日(火)を予定している。

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