パチンコ・パチスロの「パーラー大黒天江別店」(江別市7条7丁目1)跡地に、特別養護老人ホームの建設が計画されている。場所は、JR江別駅から西に向かう本町通沿い。パチンコ店から特別養護老人ホームへと街並みが大きく変わる。(写真は、特別養護老人ホームの建設予定地)
「パーラー大黒天」は、2018年10月に自己破産した北星実業(札幌市東区)と関連会社の有限会社栄信企業(江別市)が運営していたパチンコ店。札幌市内の「発寒店」や「清田店」、「本町店」、「元町店」、「北光店」は解体されて跡地利用が進んだが、「江別店」は建物が最後まで残っていた。
その建物も2022年8月下旬から解体工事が始まり、同年10月末には更地になった。土地は、栄信企業の所有だったが、自己破産した後の2019年2月に有限会社勝喜(江別市)が取得、解体工事は勝喜が注文者だった。
更地になって以降の2022年12月に、土地は社会福祉法人すばる(江別市)の谷藤方俊理事長が個人で取得。このほど、その土地を利用して同法人が特別養護老人ホームを建設することになった。敷地面積は約1626坪(5367・99㎡)、そのうち建築面積として約948坪(3130・37㎡)を使って鉄筋コンクリート造、地上3階建ての建物を建設する。延べ床面積は約2781坪(9177・43㎡)、建築物の高さは13・250m。
着工時期は、2023年7月1日頃、建築主は社会福祉法人すばる、設計、監理はDESIGIN FIELD(札幌市中央区)、施工は未定。同法人は、特別養護老人ホーム「ひだまり大麻」(江別市大麻北町608番地)などを運営している。